つい先日、河野大臣がマイナンバーカードの利便性を上げることについて言及していました。今回は国税庁が発表しているマイナンバーカード等の利便性向上について触れていきたいと思います。
概要
国税庁のホームページでは、確定申告書を簡単に作成することができる「確定申告書等作成コーナー」や、e-Taxによる送信、マイナポータルなど様々なサービスが提供されています。これらのサービスが、令和4年分確定申告からさらに使いやすくなることがアナウンスされています。
マイナンバーカードの読み取り回数が3回から1回に
これまで
- e-Tax登録情報の確認時
- 電子署名の付与時
- e-Taxへのログイン時
にマイナンバーカードの読み取りが必要になっていましたが、今後はログイン時のみ必須となります。
青色申告決算書・収支内訳書がスマホで作成可能に
青色申告決算書及び収支内訳書がスマホで作成可能となるほか、パソコン版もリニューアルされます。
マイナポータル連携による申告書の自動入力対象が拡大
所得税の確定申告の際、マイナポータル経由で各種申告書の該当項目に自動入力をする「マイナポータル連携」がさらに便利になり、入力対象が増えます。
- 医療費
- ふるさと納税
- 公的年金等の源泉徴収票
- 国民年金保険料
詳細は国税庁のホームページをご覧ください。