2020年の基礎控除・給与所得控除改正
- 2020.11.03
2020年に基礎控除と給与所得控除が改正されました。簡潔に言うと、基礎控除額は上がって減税となり、給与控除額は下がって増税となりました。具体的な変更は以下で解説します。 基礎控除の改正 基礎控除は、確定申告や年末調整において、所得税額の計算の際に総所得金額などから差し引くことができる控除が基礎控除です。フリーランスや自営業なども含め、すべての人に適用されます。 2019年までは、所得に関わらず一律 […]
親切ていねいを心がけている事務所
2020年に基礎控除と給与所得控除が改正されました。簡潔に言うと、基礎控除額は上がって減税となり、給与控除額は下がって増税となりました。具体的な変更は以下で解説します。 基礎控除の改正 基礎控除は、確定申告や年末調整において、所得税額の計算の際に総所得金額などから差し引くことができる控除が基礎控除です。フリーランスや自営業なども含め、すべての人に適用されます。 2019年までは、所得に関わらず一律 […]
消耗品とは 使用することで摩耗したり、消滅したりして使用できなくなるものを消耗品と呼びます。このような消耗品を購入した費用のことを消耗品費と呼びます。 税務上、10万円未満で購入したものについては、消耗品と処理することができます。会社が消費税の取扱いにつき税込み経理をしている場合は、消費税込みの金額が10万円未満になります。逆に税抜き処理をしている会社にとっては、消費税抜きの金額が10万円未満とな […]
設例 業務用に使用する自動車を購入しました。自動車本体以外にも下記の諸経費がかかりましたが、全額経費として処理して良いか? 自動車取得税 自動車重量税 自動車税 自動車損害賠償責任保険(自賠責) 検査登録費用 車庫証明書 カーステレオ カーエアコン 解説 下記の表に「○」が示されている方法が採用できる。 2と5と6については、購入時の経費として処理する方法と取得原価に算入する方法のどちらでもよい。
サラリーマン(給与所得者)の税金を考えるときに、まず最初に源泉徴収制度を理解しなければなりません。年が明けると、会社から源泉徴収票という小さい紙をもらうと思いますが、あれです。 源泉徴収制度とは、もともと給与所得者のように文句を言わずに黙ってもくもくと税金を納めてくれる国民から所得の源泉元で、確実にもれなく取り立てるために作られたわけではなく、ただでさえ忙しい給与所得者には、申告や納税を簡便にして […]