今年の税に関する情報の中でも、特に話題になったのがマンション評価の通達改正でしょう。
パブリック・コメントを経て改正されましたが、この度計算ツールが公表されました。待ちわびていた方も多いのではないでしょうか。
概要
11月30日、国税庁のホームページにて、「居住用の区分所有財産の評価に係る区分所有補正率の計算明細書」が公開されました。
ExcelファイルとPDFファイルが公開されていますが、内容は同じです。ただし、計算ができるのはExcelファイルのみとなっています。
計算明細書がExcelファイルとなっており、以下の必要事項を入力していくと自動的に計算が行われ、補正率が判明するようになっています。
- 築年数
- 総階数
- 所在階
- 専有部分の面積
- 敷地の面積
- 敷地権の割合(共有持分の割合)
築年数や総階数に関しては、下部に注意書きが記載されていますので、よく読んでから入力するようにしましょう。
最終的な区分所有補正率が0.6以上1以下であれば、補正は必要ありません。