コロナ克服・新時代開拓のための経済対策

55兆円という、過去最大規模の新たな経済対策が11月19日に閣議決定されました。今回はその内容を見てみましょう。

概要

閣議決定では、「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」と題し、大まかに4つの経済対策が記載されています。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止

感染拡大時の病床の確実な確保や、地域の医療機関との連携など、医療提供体制の強化に加え、今後のワクチンや治療薬の確保、接種の促進などが記載されています。

新型コロナの影響を受けた事業者、及び国民の暮らしへの支援も引き続き行われます。

「ウィズコロナ」下での社会経済活動の再開と次なる危機への備え

電子ワクチン接種証明の年内発行について記載されています。また、GoToトラベルによる需要喚起や、大型イベントの支援も再び行われるようです。

成長戦略

科学技術立国の実現に向け、10兆円規模の大学ファンドの設置や、クリーンエネルギーの促進、スタートアップ支援などの政策が記載されています。

また、地方活性化のための施策「デジタル田園都市国家構想」に向けて、デジタルインフラの整備やDXの促進などがデジタル庁主導で行われます。

分配戦略

賃上げの推進や労働移動の円滑化、働き方改革の促進によって、多様な働き方を後押しするだけでなく、子育て支援の推進など、「人」への投資が強化されます。

防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保

防災・減災を目指し、国土強靭化が推進されます。

より詳細な内容については、内閣府の公式ホームページをご覧ください。

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