2026年度税制改正で何が変わる?

ふるさと納税・NISA・相続税・住宅ローン減税など最新情報を整理

2026年度の税制改正に向けた検討が本格化しています。物価高対策、子育て世帯支援、投資促進といった政策が並ぶ一方で、過度な節税を抑制する方向も見られます。
今回は、特に家計・資産形成に関係が深いポイントに絞って解説します。


🔶 NISA:18歳未満でも積立可能に?

現在、NISAは成人(18歳以上)が対象ですが、2026年から未成年も積立可能となる方向です。
学費や将来資金を非課税で育てられる大きなメリットがあります。

  • 教育費の準備を税制面から後押し

  • 生前贈与との併用で資産承継対策にも有効

👉 親から子への資産形成の考え方が大きく変わる可能性があります。


🔶 ふるさと納税:控除額に上限措置へ

返礼品競争が過熱し、高所得者ほど得をする仕組みとの批判から、控除額に上限が導入される方向です。

  • 上限超過分は税控除できない

  • 実質負担2,000円が崩れる可能性も

👉 高額寄附を行っている人は制度変更に備え、寄付の最適化が必要になりそうです。


🔶 自動車関連税制:環境性能割の一時停止&EV新課税案

自動車業界の支援と税負担の公平性のバランスが議論されています。

税制 内容
環境性能割 2年間停止を軸に調整
EV重量課税 重量に応じ負担増(道路負荷を反映)
→脱炭素政策に逆行懸念も

車の買い替えを検討している場合、タイミングで税負担が大きく変わるかもしれません。


🔶 相続税:投資用不動産による節税封じへ

特に注目なのが、「相続直前に購入した投資用マンション」への規制です。

  • 路線価ではなく購入価格で評価

  • 相続税負担が実態に近づく方向へ

👉 節税狙いの不動産取得は慎重な検討が必要です。
顧客対応でも重要なチェックポイントになります。


🔶 住宅ローン減税:5年延長&条件緩和

住まいの多様化に合わせた見直しが行われます。

  • 適用面積 → 50㎡ → 40㎡へ緩和

  • 中古住宅の優遇拡大

  • 減税制度は5年延長へ

👉 単身・夫婦のみ世帯には追い風。中古市場も活性化が期待されます。


🔶 法人向け:賃上げ税制は大企業を除外へ

賃上げが定着しつつあることから、支援は中小企業中心に。
一方、国内投資を強く促す施策も。

税制 改正方向
賃上げ促進税制 大企業は対象外へ
設備投資減税 投資額の**最大8%(条件で15%)**を税額控除

中小企業にとっては依然として税制を活用した採用・投資戦略が重要です。


🔶 暗号資産:20%分離課税へ一本化

  • 株式や投信と同じ扱いに

  • 税負担減で市場活性化が狙い

👉 国内投資家には朗報。納税の透明性も向上します。


🔶 マイカー通勤手当:駐車場代も非課税に

  • 勤務先負担の駐車場代が非課税枠に含まれる

  • 長距離通勤の階層を見直し

地方企業の採用活動にも影響し得る改正です。


🧭まとめ:重要ポイントはここ!

項目 改正方向 対象
NISA 未成年解禁 家計の資産形成
ふるさと納税 控除上限設定 高所得者対策
相続税 投資不動産節税封じ 資産家向け
住宅ローン減税 5年延長&要件緩和 住宅購入層
仮想通貨課税 20%分離課税 投資家支援

制度の恩恵を受ける側と、負担が増える側が明確になりつつあります。
早めの情報収集と資産戦略の見直しが重要です。


📌最後に

2026年度税制改正はまだ検討段階のものも多いため、年末に公表される税制改正大綱を確認し、必要に応じた対応を進めていく必要があります。
疑問点やシミュレーションしたい内容があれば、いつでもご相談ください。

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