新年にこれだけは確認してほしい税金の話

新年は、税金とお金を見直す絶好のタイミングです。
年末になって「もっと早く確認しておけばよかった」とならないために、年始に必ず確認してほしいポイントを、図表とチェックリストで整理します。


① まずは全体像を確認【年間スケジュール図】

時期 やるべきこと 後回しにした場合のリスク
1〜2月 売上・利益の見込み確認 消費税・納税額が想定外
期首 役員報酬・給与設定 損金不算入・税負担増
夏前 資金繰りチェック 納税資金不足
年末 最終調整 選択肢がほぼ残らない

👉 1月の動きが、その年の税金をほぼ決めると言っても過言ではありません。


② 消費税ラインの確認【図表で理解】

内容 チェックポイント
売上高 1,000万円前後になりそうか
課税方式 本則/簡易課税/2割特例
インボイス 登録・未登録の影響

よくある失敗例

  • 売上が伸びたのに、消費税を全く想定していなかった

  • 簡易課税が使えたのに、期限を過ぎて選択できなかった

👉 年始の段階で「今年どうなるか」を把握することが重要です。


③ 利益と現金は別物【比較表】

項目 利益 現金
基準 会計上の数字 実際の手元資金
税金 課税対象 支払原資
ズレる原因 減価償却・売掛金 借入返済・税金

黒字=安心ではありません。
納税まで含めた資金の流れを見ておきましょう。


④ 保険・控除は毎年見直す【ありがちな誤解】

思い込み 実際は…
節税になるから続ける 状況が変われば逆効果も
去年OKだった 今年も最適とは限らない
保険=万能 キャッシュを圧迫することも

⑤ 新年チェックリスト【ここだけ確認】

🔲 売上・税金関係

  • □ 今年の売上見込みを把握している

  • □ 消費税の扱いを理解している

  • □ インボイスの影響を確認した

🔲 給与・報酬関係

  • □ 役員報酬は期首で決めている

  • □ 社会保険料とのバランスを見ている

🔲 資金繰り

  • □ 納税後も現金が回るか確認した

  • □ 借入返済スケジュールを把握している

🔲 節税・対策

  • □ 保険や控除が惰性になっていない

  • □ 相談を後回しにしていない


まとめ|1月にやる人は、1年ラクになる

税金対策で一番もったいないのは、
「年末になってから慌てること」です。

新年に現状を把握するだけで、
✔ 選択肢が増え
✔ 資金繰りが安定し
✔ 無理のない対策が可能になります。

完璧でなくて構いません。
まずは“確認すること”が、新年最初の正解です。

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