今回は国税庁が公開した報道発表資料について触れていきましょう。
さすがに毎週毎週インボイス制度の話をするのもどうかと思うので、今回は箸休めということで少し話題を変えました。
概要
こちらの資料では、令和3年度の確定申告状況、消費税・贈与税の申告状況、e-Taxの利用件数について記載されています。
申告所得税及び復興特別所得税について、申告人員は2,285万人と、この10年間で最も多い数を記録しました。そのうち申告納税額がある人は657万人、所得⾦額は46兆2,398億円を記録し、申告納税額は3兆7,915億円となりました。
個人事業者の消費税はここ10年でほとんど変化がなく、申告件数は 113万5,000件を記録。
贈与税の申告人員数は、過去10年間で2番目に多い53万2,000人を記録しました。
自宅等からe-Taxを利用した人の数については、前年度からさらに1.4倍増加し、442万4,000人となっています。マイナンバーカードの利用者数、マイナポータルの連携も堅調に増えているようです。なんだかんだで電子化は少しずつ進んでいるようですね。
そのほか、詳しいことは上記のリンクからご覧ください。