DELL製PCのネットワーク問題と解決策

新しくDELLの仕事用PCを購入

最近、新しくDELLのPCを事務所で購入しました。スペックも高く、仕事で使うには申し分ないはずだったのですが、実際に使い始めると予想外のトラブルに見舞われました。

ネットワークが不安定でOneNoteが同期できない

最初に気づいたのは、ネットワークが不安定であることでした。特にMicrosoft OneNoteの特定のノートを更新しようとすると、同期ができずエラーメッセージが表示されました。

OneNoteがサーバーに接続できません。接続すると、同期が再開されます。何もする必要はありません。
(エラー コード: 0x803D0014 6g158)

このエラーメッセージの通り、ネットワークの問題が原因のようですが、他のアプリでは問題なくインターネットに接続できていました。OneNoteだけが同期できないというのは奇妙です。
また、OneNoteも全般的にはアクセスできるのに、事務所で利用しているメインのNoteにのみアクセスができないという状況でした。

原因はDELLのプリインストールソフト「Killer Intelligence Center」

調査を進めたところ、問題の原因はDELLが自動で導入している「Killer Intelligence Center」というソフトにあることが判明しました。このソフトはネットワーク管理を最適化するはずのものですが、逆に特定のアプリの通信を阻害してしまうことがあるようです。

特に、「Killer Prioritization Engine」という機能が影響しており、これが有効になっているとOneNoteの通信がブロックされてしまっていました。

解決策:Killer Prioritization Engineを無効化

解決策はシンプルでした。

  1. 「Killer Intelligence Center」を開く。
  2. 「Killer Prioritization Engine」の設定をオフにする。
  3. PCを再起動する。

この設定を変更すると、OneNoteが正常に同期できるようになりました。

他の影響:複合機の管理ソフトも動作しなかった

実は、このネットワークの問題はOneNoteだけでなく、PCから複合機を管理するソフトにも影響を与えていました。スキャンしたデータを取り込むことができない状態でしたが、「Killer Prioritization Engine」を無効にしたことで、こちらの問題も解決する可能性が高いです。

DELLの品質には不満

今回の問題を通じて感じたことは、DELLの品質管理の甘さです。ユーザーにとって不要なソフトウェアをプリインストールするのはよくあることですが、それが原因で基本的な機能(ネットワーク接続など)が不安定になるのは非常に問題です。

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