北岳登頂:予期せぬ変更が生んだ感動の週末
2024年9月15日から16日にかけて、私は山梨県の北岳に登頂してきました。当初は、南アルプスの名峰・仙丈ヶ岳に日帰りで登山する予定でしたが、予定外の出来事が発生。登山道で崖崩れがあったため、安全を考慮して急遽、登山先を北岳に変更することになりました。この変更は結果的に、日帰り登山から山小屋泊の一泊二日の旅へと変わることに。
北岳登頂に急遽変更
仙丈ヶ岳が断念となり、次に目指す先として北岳を選んだのは、以前に登頂した経験があり、再挑戦したかった山だったからです。日本で2番目に高いこの山は、標高3,193メートル。急な登りが続くため体力勝負の山ですが、その景色と達成感が特別なものであることを私は知っていました。
山小屋泊:初めての経験
日帰り予定が急遽一泊二日になるというのは、少し不安でもありましたが、結局は素晴らしい決断でした。北岳山頂付近にある「肩の小屋」に宿泊することにしました。この小屋は、標高の高さから、写真のようなご来光がみることができ、まるで自然の壮大さに包まれるような体験でした。
楽しい出会い
登山の醍醐味はもちろん山そのものですが、今回の登山では人との交流も楽しみの一つとなりました。登りでも下りでも、多くの登山者と会話を交わし、登山の楽しさや挑戦を共有できたことが、旅をより豊かにしてくれました。自然を愛し、同じ山を目指す仲間たちとの交流は、山でしか味わえない特別なものです。
厳しい登り
北岳に登るのは今回で2度目でしたが、改めてその急登に苦しみました。特に標高が高くなるにつれて空気が薄くなり、体力的にはかなり厳しい場面もありました。しかし、振り返るたびに見える絶景が、その疲れを忘れさせてくれます。山頂に近づくにつれて視界が開け、周囲の山々が姿を現す瞬間は、何度味わっても感動的です。
ブロッケン現象の目撃
そして今回の登山で一番のハイライトとなったのが、下山中に偶然出会った「ブロッケン現象」です。自分の影が雲に映し出され、その周りに虹のような光の輪が現れるという、まさに自然が生み出す神秘的な現象。この現象を見ることができるのは本当に稀で、今回の登山の思い出をさらに特別なものにしてくれました。
最後に
税理士という仕事は多忙なことが多いですが、自然の中で過ごす時間は、心身ともにリフレッシュするために欠かせない大切な時間です。今回の北岳登頂は、予定外の変更があったものの、むしろそれが素晴らしい週末の体験に繋がりました。次はどの山に挑戦しようか、早くも次の計画が楽しみです。