雲仙普賢岳と感動の乳白色温泉
旅のはじまりは長崎県・島原半島にある雲仙普賢岳。標高1,359メートル、火山ならではの雄大な景観と、春の新緑のコントラストが美しく、登頂までの道のりは思った以上に楽しめました。
登山後は、そのまま雲仙温泉へ。ここは古くから湯治場として知られ、湯けむりが立ちのぼる町並みも趣があります。特筆すべきは、そのお湯の色。乳白色で硫黄の香りがほんのりと香り、まるで別世界に浸っているような感動を覚えました。
坂本龍馬ゆかりの地「亀山社中」へ
長崎市内に立ち寄り、「坂本龍馬とゆかりのある亀山社中」も訪れました。日本初の商社とも言われるこの場所は、維新の息吹を感じられる貴重な歴史遺産。歴史好きにはたまらないスポットです。
由布岳と別府温泉で、自然と癒しの二重奏
続いて訪れたのは大分県。由布岳は“豊後富士”とも呼ばれる美しい山で、登山道からは由布院の街並みを見下ろすことができました。こちらも登り応えがあり、自然との一体感をしっかり味わえました。山頂からは別府湾を見渡せました。
そのあと登山の疲れを癒すため、ふもとに広がる名湯・別府温泉へ。ここでは、澄んだ透明のお湯に浸かり、まるで身体の奥から浄化されていくような感覚を体験。雲仙とはまた違った趣があり、湯の奥深さを実感しました。
まとめ:山と温泉、どちらも主役の旅
今回の旅では、2つの山に登り、2つの名湯に浸かるという贅沢なスケジュールでしたが、心身ともにリフレッシュできた素晴らしい休暇となりました。
九州の自然、歴史、そして温泉の力に改めて魅了されたゴールデンウイークでした。次はどの山と温泉を組み合わせようか、すでに次の計画が楽しみです。
(なお、写真は由布岳の山頂です)